The Way to a HERO - #26　yuk（元化粧品研究エステティシャン）

MULC（ムルク）がお送りする「なりたい自分を勝ち取る」ために挑戦を続ける人たちへのインタビュー連載『The Way to a HERO』


第26弾は、元化粧品研究エステティシャン・yukさん。「化粧品と肌のプロとして、誰かのために生きれる自分でいたい」と話す、yukさんのこれまでの足跡や実現したいビジョンに迫ります。

—自己紹介をお願いします

神奈川県出身の26歳、yukです。大学院で皮膚細胞や免疫細胞について学び、化粧品会社で研究職をしていました。これまでの経験や知識を「直接肌に触れる場」で活かしたいと考え、2023年10月からエステサロンをオープンすることになりました。現在フェイシャルエステを猛勉強中です！

休日は自分に合うコーディネートを考えたり、百貨店に化粧品を見に行ったりしています。肌を整えるだけでなく髪型やファッションなど、トータルビューティーで男性をサポートできるようになりたいです。

※化粧品会社での研究の様子

—幼い頃はどんな子どもでしたか

おちゃらけた性格の子どもでした。自転車を乗り回したりバトミントンをしたりと遊びのことしか考えていなかったです（笑）。夏休みの自由研究はいつもぎりぎりに終わらせていて、全然勉強はしてなかったですね。でも、唯一理科の勉強が楽しくて仕方なかったのを覚えています。幼い頃は自分のことを「特徴が無い人間」だと思っていたんですが、理科だけはすごく良い点数が取れました。

あとはレベルアップするのが好きだったかもしれません。「学校にある全ての遊びをマスターしたい」という気持ちがあったので、縄跳び、竹馬なんでもできないことにチャレンジしていました。鉄棒に関しては3年くらいはまっていて（笑）、ありとあらゆる技ができるようになるまで、ボロボロになって練習していました。知的好奇心が強かったんでしょうね。

—人生のターニングポイントはいつですか

ターニングポイントは高校生の時です。父から「まずは将来の夢を決めなさい。それが実現できると思うなら大学に行きなさい。無理だと思うなら行かなくていい」と言われ、「自分が将来何をやりたいのか」について徹底的に考え抜きました。その時思い浮かんだのが「得意としている科学の分野で人を助けられるようになりたい」という夢です。

元々僕は肌荒れしがちな体質で、肌が汚くなった時の絶望を経験していました。当時思春期だった妹もニキビに悩んでいて、写真を撮る時はいつも自分の顔をピースで隠していました。明るい笑顔で写真に写るはずだった青春時代の思い出が、全部顔を隠した写真になっているのを見て悲しい気持ちになりました。

それで「化粧品で肌荒れに悩まない世界をつくりたい」「肌を綺麗にすることを通して誰かを救える人になりたい」と思うようになりました。その後は全くブレることなく一直線に美容の道を走ってきましたし、その選択には何の後悔もないですね。

※大学院での研究発表の様子

—「なりたい自分」はどんな自分ですか

僕は誰かを救うことができる、世のため人のために生きれる自分でいたいなと思っています。「自分の好きなように生きる」という言葉があると思うんですが、僕の場合はそれが「誰かのために生きる」ことでした。

あとは化粧品や肌に関するプロになりたいと思っています。これまでずっと肌の研究をしてきて、皮膚を切り取って反応を予測することはある程度できるようになったのですが、理論だけ分かっていても本当の意味でのプロにはなれないと思っています。これまでの知識や経験を活かしてエステティシャンとして働くことで、色んな人のお顔の状態を見て直接触れながら実践できる人になりたいです。
 

—「なりたい自分」を目指すようになった きっかけ は何ですか

「人のために生きたい」と思えるのは家族の影響が大きいと思います。小学生の頃、友達に無視される状態が続く辛い時期がありました。何も信じれるものがないと思っていた時、両親が全力でサポートしてくれました。そんな姿を見て、僕も誰かの支えになりたいと思うようになりました。

大人になってから余計に感じるんですが、家族のために休まず働いてくれて、沢山遊んでくれた両親は本当に凄いなって思います。ただでさえ仕事で疲れているはずなのに、いつもゲームを一緒にしてくれていました。両親のことを尊敬していますし、僕もたった一人の妹をしっかり守っていきたいなと思います。

—「私、こう見えて○○なんです。」〇〇には何があてはまりますか

「私、こう見えて天然なんです。」

先日行われた「会社でギャップがある人ランキング」で断トツの1位に選ばれてしまいました。初対面は真面目でしっかりした人に見られますが、実際のところはめちゃくちゃバカなんですよね。100％全力で生きて、空回りするタイプです（笑）。

具体的なエピソードで言うと、小学生の頃、毎朝家を出る時に近くにいた蝶々のさなぎに「まだいるね！頑張れ～！」って応援しながら登校するのが日課だったんですよね。ある日台風が来たので心配になってさなぎを見に行ってみたんです。でも近くで見てみると、さなぎだと思っていたものは勘違いで、ガムテープが貼り付いているだけでした（笑）。僕は一体何を応援していたんでしょうか…思い込みが激しいタイプなんですよね（笑）。

—おすすめの美容・健康法は何ですか

基本が大事なので、やっぱり「毎日適度な運動をすること」「食生活を整えること」は欠かせないですね。僕は元々ひどいニキビ体質なんですが「一気に食べないようにすること」に気をつけるようになってから、肌質が改善されたように思います。間を空けて食べることで、血糖値が急激に上がらないようにしています。

あとは朝パックもおすすめですね！データはないんですが、僕の場合は朝パックを始めてから日中のテカリが気にならなくなりました。

—座右の銘を教えてください

スピッツの「スピカ」という曲が好きなんですが、その歌詞の中で出てくる「幸せは途切れながらも続くのです」という言葉が座右の銘かもしれません。

今日はうまくいかなかったなと思う日があっても、途切れながら幸せが続いていると思うと前向きに頑張れる気がします！

—今後の目標や、今挑戦していることを教えてください

第一人者の方に比べるとまだまだですが、化粧品や肌に関する知識の全容は掴めた気がしているので、次は本物のプロを目指していきたいです。

実際にお客様の肌に触って生の声を聴いて体感した上で、「この人の肌にはこれ」という提案ができるようになりたいなと思っています。

最終的にはトータルビューティーをサポートできるような会社を起業したいと思っていて、ジム・栄養管理・化粧品のアドバイスなど全て揃っていて、ここに来れば肌を変えられるというような施設を建てることが目標ですね。そのためにはエステサロンでの経験が必須だと思っているので、まずは10月オープンのお店でしっかり頑張りたいと思います。

10月に町田にオープンする予定のエステサロンです。お気軽にお立ち寄りください。

▼サロン名
【ハーブピーリング／肌質改善】NAskin町田店

▼サロン概要
町田駅徒歩5分/化粧品・皮膚研究の知識を活かした「肌診断」からあなたの肌質に合ったケアや施術をご提案します。

■HOTPEPPER「NAskin町田店」
https://beauty.hotpepper.jp/kr/slnH000669993/

■Google「NAskin 町田店」
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■個人のInstagram 「yuk_cosme.fashion」
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■お店のInstagram 「naskin_machida」
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