THE WAY TO A HERO - #018 陵央(学生/SNSマーケター)
MULCがお送りする、「なりたい自分を勝ち取る」ために挑戦を続ける人たちへのインタビュー連載・ “THE WAY TO A HERO”。
第18弾は、大学3年生ながらIT企業でインターン生としてSNSマーケティングに携わる陵央さん。高校生でメイクをし始めた彼の「なりたい自分」とは...?
【聞き手=香美惇(MULCディレクター)、撮影=土井悠史(MULCフォトグラファー)】
—いまの職業について教えてください
大学3年生ながら、IT企業でインターン生として働いています。主にはInstagramマーケティングを行っていて、日々情報発信について学んでいます。(陵央さんが運用中のInstagramアカウント :ナニモノ@メンズ美容メディア)
—「なりたい自分」について教えてください
メンズ美容市場に、自分もしくは自分が作ったコンテンツで影響を与え、男性がより当たり前に美を追求していく社会を創造したいと思っています。僕は高校生の頃からメイクをし始めましたが、周りにはまだまだメイクに対して抵抗のある人が多いです。ワックスや服にはこだわらないのに自分の顔をおろそかにしている人が多い、そう思ったからこそメンズ美容の領域で活躍したいです。
—なりたい自分に向かってどのような努力をされてますか
まずは自分の環境を180度変えて、厳しくも確実に成長することのできる会社の一員として働いていることが最大の努力です。そこで超優秀な学生や社長、そこからつながる社会人の方からさまざまな価値観を吸収しながら、自分はどこでどう活躍し、「何者か」になれるのかを考えています。
—困難に直面したときあなたを奮い立たせるものとは
僕は絵に描いたような学生生活を送ってきました。アイドルのような扱い、学校1の美女との交際、偏差値72の高校でトップクラスの学力。そこから浪人し、大学受験に失敗したことで生きる意味を見失いました。ですが、その経験こそがいまの僕の強い灯火の原料になっています。そこから、困難に直面したときは「こんなとこで何をくじけているんだ、もっと優秀な人達は遥か遠いフェーズで戦っているというのに。」という思いを忘れないようにして、「もう負けるのは嫌だ」と自分に言い聞かせています。
—メイクをすることに対してどう思いますか
特に抵抗感のようなものはありません。5年前からメイクをしていますが、逆になぜ男性がやらないのか不思議です。髪や服にお金をかけるよりまずは顔にお金をかけるべきだと思ってます。
—MULCのテーマ「なりたい自分を勝ち取る剣」についてどう思いますか
とても素敵な言葉だと思います。
「剣」という言葉がアイブロウペンシルのことを指しているとすぐに分かりますし、心に残りやすいです。
—これからの抱負を教えてください
僕はまだまだ未熟で何の専門的スキルもない夢追い人です。ですが必ず、メンズ美容に対して抵抗感が無くなり、認識が変わるようなコンテンツを生み出していきます。僕の人生はまだ始まったばかり。何者でもない僕が何者かになる瞬間が来る日まで応援していただけると幸いです。