THE WAY TO A HERO - #011 岡山幸樹(タレント)
MULCがお送りする、「なりたい自分を勝ち取る」ために挑戦を続ける人たちへのインタビュー連載・ “THE WAY TO A HERO”。
第11弾は、タレントの岡山幸樹さん。
積極的に取り組まれているメンズメイクへの想いや見聞を広めるための挑戦についてお話いただきました!
—いまの職業について教えてください
タレントとして俳優やリポーターとして活動しています。またタレント業と並行してメンズメイクや美容に関するインフルエンサー活動にも力を入れているところです。
—「なりたい自分」について教えてください
自分自身をもっと好きになって、そのうえでタレント活動を通して自分を沢山の人に好いてもらえるようになりたいです。
僕は小さな頃から芸能人になりたかったけど自分に自信が無くて、19歳で芸能人になったは良いものの無かった自信はさらに無くなりました。
しかしお仕事がステップアップして行く中で、自分のことを好きだと言ってくれるファンの方がいるのに、その本人が自信が無くて自己嫌悪してるようじゃ申し訳が立たないと思い、自分自分をもっと好きになろうと決意しました。
なのでまずはもっと僕自身が「岡山幸樹」を好きになり、自信を持った「岡山幸樹」の発言や行動、演技を見てファンになってくれる人にたくさん出会いたいです。
長々と語りましたが、結局はタレントとして売れたいのが根本的な目標ですね(笑)。
—なりたい自分に向かってどのような努力をされてますか
服や髪など自分で幅を狭めずさまざまなスタイルに挑戦しています。
仕事柄、衣装などで自分の好みとは違う服装や普段なら絶対着ない色を身に付けることが多く、その時に「あれ、意外とこの色似合うじゃん!」と気付かされることが多いんです。僕にとって服や髪型、メイクは自分を強くする武器。RPGゲームみたいに身に付けることで自分が強くなれます。
あとは自分の世界を広げるためにお休みの日もたくさんの場所に足を運ぶこと。知らないことが多いとどんな場所でも受け身でいざるをえなくなるし、発信する側になることはおろか情報に群がったり搾取される側になるしかないんです。だからとにかくインプット。「知らないものに触れる」を意識してます。
—困難に直面したときあなたを奮い立たせるものとは
このお仕事をしていると毎日が挫折や困難だらけです。人を羨んで虚しくなる事も多いですし。もうタレントなんて辞めてやる!!って思った事もあります(笑)。
そういう時に思い出すのは家族の存在です。
僕はここまでの人生で家族には学校や部活、習い事に趣味等に打ち込めるのが当たり前のことと思える位「当たり前の幸せ」を与え続けてもらっています。そんな家族がくれた当たり前の幸せを捨てて就職もせず心配をかけながらタレント活動をしています。
家族に限らずですが友人やファンの方がどんな思いで応援してくれたり、時間やお金を割いてくれているかということを考えると、困難に直面しても力が湧いて来て「こんな所で負けてられない」と自分を奮い立たせています。
—メイクをすることに対してどう思いますか
僕自身もメイク男子で、そういったコスメやメイクの企業さんとお仕事をしたりPRもしているので、男性がメイクをすることはもちろん賛成です!
近年メンズメイクの界隈が盛り上がっていてテレビでもメイク男子の特集があったり、僕のInstagramにも男性からの美容に関する悩みが届いたりしています。
これからの時代は男性がメイクをする事はどう思いますか?とか男子のメイクあり?なし?みたいな趣旨の特集などがメディアから無くなるくらい当たり前のものとして広まれば良いと思っています。
女性に限らず男性も自分の顔や肌の悩みがあって当然なので、それらを克服する手段の一つにメイクがナチュラルにあって欲しいです。
僕自身も顔のコンプレックスが多すぎて昔は自分の顔が大嫌いでしたが、メイクをすることで全然心持ちも違うし自信が持てるようになっているので、それも相まってますますメンズメイクの普及に携わりたいと考えています。
—MULCのテーマ「なりたい自分を勝ち取る剣」についてどう思いますか
すごくかっこいいフレーズだと思います。
結局なりたい自分になるためには自分で目の前を切り拓いて行かないとならないと思うので、そのための武器や手助けになる物がMULCさんのアイテムであれば素敵なことだと思います。
—これからの抱負を教えてください
僕はメイクや美容を前面に押し出すことで、それらが自分の大きな武器になりました。インフルエンサーとしては今後もっと自分から情報を発信していきたいです。
同じくメイクや美容に悩む男性の道標になりたいし何かを他人に与えられる人間になりたいです。
タレントとしてもこれからもたくさん演じてる僕、リポートする僕、そして素の僕をたくさんの方にたくさんの場所で見て好きになって欲しいですし、僕の仕事が誰かの活力になれば良いなと思います。
そしてタレント活動を長く続けていきたいです。