THE WAY TO A HERO - #009 はやた(メンズ美容メディアC-wear代表)
MULCがお送りする、「なりたい自分を勝ち取る」ために挑戦を続ける人たちへのインタビュー連載・ “THE WAY TO A HERO”。
第9弾は、メンズ美容メディアC-wear代表のはやたさん。
運営されるメディアにこめた想いや、運営者ならではのやりがいについてお話いただきました。
—いまの職業について教えてください
大学生をしながら、フリーランスとして中小企業のWeb集客 (主にSEO対策)に関わらせていただいています。また、メディアを現時点で二つ運営していて、その一方がメンズ美容メディアC-wear(シーウェア)です。「メンズにメイクで自信を」というコンセプトのもと運営をさせていただいていて、メンズのメイクを中心としたコンテンツを公開しています。メイクを通じてコンプレックスで悩む男性のお手伝いをできればと思っています!
—「なりたい自分」について教えてください
人の悩みを解決できる人間です。
僕は基本的に悩みがちというか、小さい頃から嫌なことや悩ましいことがあるとずっとそれを頭で考えてしまうタイプでした。二十歳になったタイミングで自分の人生を振り返って、「俺の今までの人生って、あれこれ悩むことがなければもっと楽しかったんだろうなー。」って思ったんです。それと同時に「じゃあ誰かの悩みを解決できれば、その人の人生をもっと楽しくて充実したものにできるかもしれない。」って気がつきました。
小さい頃から結構真面目な方で、困っている人がいたら声をかける、みたいなタイプでもあったので、元々の性格として誰かの役に立ちたいって気持ちが人より強いこともあるかなと思います。
—なりたい自分に向かってどのような努力をされてますか
まずは自分のできる方法で、身近な人が抱えている悩みを解決するところから始めようと思い、二つのメディアを始めました。できることが増えて、メディアではない形になったとしても「人の悩みの解決」を目的に置いて活動しているのは変わらないと思います。
努力といえば、僕は元々メイクなんて全然したことなかったし、知識もありませんでした。ただ、メイクをする男性が増えていることも肌で感じていましたし、そこに「初心者目線の情報・男性の悩みに寄り添った情報」が不足しているという課題があるのはメイクをしている周りの男性から聞いていたので、それを解決するためにメイクや美容全般を学ぶところから始めました。つまり、人の悩みの解決のために、その悩みを自分でも感じて共感できるくらいまで相手のことを考えるように努力しています。そのためにも、できる限り同じ体験をしてみるようにしています。
—困難に直面したときあなたを奮い立たせるものとは
一番大きいのは自分の活動に対して反応がもらえることです。メディアだとデータとして本当に誰かに読まれていることを実感できますし、SNSで直接読者の方から記事やSNS上の発信を見た感想や意見がもらえます。DMや質問箱で質問をいただくこともあって、例えば最近だと「今までは下地しか使ってなかったんですけど、リップにも挑戦したいと思っています。メンズにおすすめのリップって何かありますか?」なんて質問をいただきました。こういう形で直接フィードバックがもらえたり、誰かに貢献しているという実感が得られることがしんどい時には本当に支えになります!
—メイクをすることに対してどう思いますか
今まで男性の外見上のコンプレックスの解消や理想の実現みたいなところって、なかなか一般に難しかったような気がしていて、メイクが男性の間に広まることでやっとその問題が解決されていくのではないかと期待しています。「男性ももっとメイクをするべきだ!」とは思っていません。ただ、メイクをすることで人生がちょっと豊かになる・楽しくなるみたいな男性も少なくないと感じているので、そのような男性を個人としてもメディアの運営者としてもお手伝いできればと思っています。
—MULCのテーマ「なりたい自分を勝ち取る剣」についてどう思いますか
そのテーマ、「わかる!!!」ってなりました(笑)
僕も何度もメイクをしていくうちに、「メイクって装備だな。」って思うようになってきて、周りの女性もその感覚に共感してくれる人は多かったです。今日の自分を強くする鎧みたいなイメージですかね。C-wear(シーウェア)というちょっとわかりづらいメディアの名前も、英語のConfidence(自信)やWear(身につけている)といった言葉から作ったものなので、感覚はかなり近いと思います。それでも剣というのは、アイブロウの形と似ているのでちょっと面白いなと思いました。
—これからの抱負を教えてください
「人の悩みの解決」のために、もっと自分ができることを増やしていきたいです。いつかオフラインでも何かできればと思っています。それこそ「女性ばかりの化粧品売り場に入っていく勇気がない」という方もいるので、男性が色んなコスメに触れたり、メイクについてもっと話せる場を作りたいですね。C-wearも記事やインスタグラムをなかなか更新ができていないので、より力を入れて取り組んでいきます!